人口の減少によって空き家問題は今後さらに深刻化していきます。
現在の予想では、2040年には全住宅の40%、2050年には55%が空き家化すると言われています。
一昔前までは、賃貸物件数よりも入居希望者数の方が断然多かったのですが、現在はそれが逆転しています。
こうした中、空き家をDIY賃貸として貸し出すオーナーさんが増えてきました。
空き家は、リフォームして現在人気の間取りなどに変更しなければなかなか借り手がでないこと、古い家ほど内装費用が高くなってしまうこと。
仮に高い費用をかけて内装をきれいにしても借り手が出なくて割に合わないことなどから増え続けてきました。
そこで「DIY賃貸」というスタイルが生まれたのです。
「DIY」つまり決められた規定を守りながら、自分の好きなようにリノベーションできる家ということです。
オーナーさん側のメリットとしては、オーナー側がリノベーションする必要がないこと、部屋をきれいにしてもらえること、ハイリスクな貸し方ではなくローリスクな貸し方ができることなどあります。
その分オーナーさんは、家賃を少し下げる必要があります。
入居者側のメリットとしては、家賃が安いこと、持ち家ではないけれど自分好みにリノベーションできること、原状回復がいらないこと、高額なローンを組み家を買うリスクがないことなどがあります。
国もこのDIY賃貸というスタイルに注目しており、改装可能物件に関しての検討を開始しているそうです。
「借主負担DIY賃貸借」についてのガイドラインも国土交通省が策定中らしいです。
具体的にはまだ何も示されていませんが、近い将来こうしたスタイルが増えてくると思います。
貸主、借主、双方にメリットがあり、空き家問題も解消できるいい方法だと思います。